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パソコンのキーボードの文字配列がABC順でないのはなぜ?

      2016/08/28

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パソコンのキーボードの文字配列はどのメーカーでも同じです。

数字キーの下の段のアルファベットはQ,W,E,R,Tの順に並んでいます。
「QWERTY配列」と呼ばれています。ABC順だと解りやすいのにと思ったことはありませんか?

私はパソコンのインストラクターですが 始めてパソコンを習うときに生徒さんが一番先に言われる呟きがこれなのです。
ABC順に並んでいたら楽なのでしょうか?
キーボードの位置を覚えるのは早くなるでしょう。

ある日 突然キーボードの配列がABC順に変更されたら・・・・
タッチタイピングで頭の中にキーボードが出来上がっている人は また覚えなくてはならないので大変ですね。

パソコンのキーボードの文字配列はなぜABC順になっていないか。

これにはいろいろ説がまことしやかに伝えられています。。
パソコンがアメリカで生まれたので 英語の単語のスペルに使われるアルファベットを頻度の高いものを打ちやすい位置に配置してあると言う人がいました。
でもこれでは世界中の言語の数だけキーボードの種類を造らなくてはなりません。
メーカーは大変ですね。

正しくはルーツがタイプライターにあるからだそうです。
現在に伝わる商業用のタイプライターの起源は アメリカの発明家ショールズが製造して
1874年に発売された製品だと言われています。

そのころのタイプライターはキーを押すと、先端に活字が付いたハンマーが動いて紙に印字する仕組みです。
やはり最初はABC順だったそうです。
連続して字を打ったり、早く打ったりすると 近くのハンマー同士が絡み合ったりしていらない文字を印字してしまうという欠陥がありました。
そこで連続して打つ頻度が高い文字を遠ざける並び方に変更しました。
これがQWERTY配列です。

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その後アメリカで1930年代にもっと速くスムーズに打てるという「ドボラク配列」が生まれました。
DABUROKU
英文を入力する時、QWERTY配列と比べて上段と下段にはあまり使わない文字を配置し、
よく使う文字を中央部に集中して配置する設計。
そのためQWERTY配列に比べて、英文入力時の指の移動距離が短く、腱鞘炎を予防できます。
母音は左手に集中していて、母音の前に高頻度で使う子音ほど、右手に集中します。

右、左、右、左とリズミカルに打鍵できる確率が高まり、QWERTY配列に比べて速く入力できる。
キーボードをタイプする速さの世界記録は、「ドボラク配列」を使っている人が達成しました。

でも普及していないのは、通常のキーボード練習システム(本やソフトなど)がQWERTY配列を前提としており、
また一度QWERTYに慣れると、別の体系に乗り換えるのが面倒ということが原因の一つ。
幼児期に、Dvorakキーボードでの教育を受けたり、利用ソフトウェアなどの普及に力を入れれば利用者は増えるかもしれません。

最近、音声入力などもあり、「速く打つ」ことが以前に比べて重要ではなくなったことも関係しています。
OYAYUBISIFUTOKI-BO-DO
日本でも富士通が1980年にかな文字入力に適した「親指シフトキーボード」をワープロに採用したりしましたが
「ドボラク配列」と同じ理由であまり普及しませんでした。
したがって現在もQWERTY配列が主流なのです。

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