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橋本英樹は「みんなのお寺 見性院」の住職。檀家制度を廃止

      2016/08/28

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橋本英樹さんは「見性院」の住職で「檀家制度の廃止」を実践した人。

「見性院」は埼玉県熊谷市にある曹洞宗のお寺。
橋本英樹さんの実家はお寺なので自然とお坊さんになると決めていた。
30代のときに4年間、アメリカ留学をし、ロサンゼルスの日系寺院で手伝いをした体験がある。
「檀家制度の廃止」の決断は ”人々生活の中に溶け込んで同じ目線の中から教えを説いていき 心から人々のためを思って多方面から支援する”日系の寺院の寺のあり方を見続けたことでたどり着けた結論だったと言う。

日系の寺院の僧侶は 子供たちの勉強をみてあげたりニュースレターを発行したり 信徒を増やすためコツコツ努力を重ねていて日本のお坊さんとは姿勢が違うと感じ、日本のお寺の将来を考えると危機感を覚えたそうです。

「檀家制度廃止」提案時の様々な反対

「檀家」とは、お寺を支援する家々のこと。先祖の時代から、自分がどのお寺を支援するかは決められていて変更はできません。

昔からある「檀家制度」をなくそうと言い出すと、同業者の風当たりも強く反対意見が数多くあったようです。
それでも日本のお寺の将来を考えると危機感のほうが大きかったそうです。
橋本さんは、檀家制度の廃止に先立って、ご自分のお寺で葬儀をするように動きます。
「葬式仏教」のどこがいけないと言ってらっしゃいます。

2012年6月に「檀家制度」を廃止

見性院では、「みんなのお寺」として全ての人々に愛していただけることを基本理念に、2012年6月に「檀家制度」を廃止いたしました。
宗教・宗派・国籍を問わずに葬儀・法要を自由に執り行い、寄付・年会費・管理費を不要とし、また墓地の分譲も行う事といたしました。

見性院のホームページには次のように書かれています。

みんなのお寺「見性院」の特徴
●お寺から寄付をお願いしません
●年会費 墓地管理費はかかりません
●宗教宗派、国籍問わず墓地分譲中

「特に、葬儀に関しては寺院内の本堂で行い、喪主様の意向を取り入れた手作りで自由なかたちで催すことができます。葬儀・家族葬やお墓の建立につきまして、葬儀社や石材店を通さないで催すことで費用の節約にもなります。
一般に「お坊様は上から目線」「坊主丸もうけ」などのご批判があったことは事実で、寺院といたしましては、これらのご批判を真摯に受け止め解消していく努力をしなければならないと考えます。
多くの寺院では昔からの考えを踏襲し、当院に賛同いただける寺院はまだ少数ですが、信念をもって行動してまいります。
見性院では葬儀や墓地に係わるもの全てを寺院行事と考え、慈悲と智慧の宗教である仏教を曹洞宗の枠を超えて広げてまいります。
葬儀・法事・墓地などの各仏事の事は、どなたでもお気軽にご相談ください。」と書かれています。

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安心のお坊さん紹介サービス

今 Amazonで商品として販売され物議をかもしている「お坊さん便」ですが見性院では
善友会(僧侶有志グループ)による利益を求めない安心のお坊さん紹介サービスを実施しており、
葬儀・法要の悩みは 僧侶に直接相談出来る様になっています。

●急な葬式でどのようにすればいいのか解らない
●戒名には値段でランクがあるの?
●法要はいつまで続ければいいの?
●檀家に入っていないのでお坊さんに相談することも出来ない

家族・親族とのつながりや地域との緊密な付き合いが薄れ、仏事の方法が受け継がれなくなっているので
どうすれば亡くなった人を弔い悼むことができるのかわからないといった状態が多いのではないでしょうか。
「善友会」は日々の修行や実務の中で学んだことを、檀家でなくても、また宗派が異なっていても親身に適切な仏事をアドバイスしてくれるそうです。

「戒名」について

「戒名」についても、橋本さんは疑問を投げかけておられます。
戒名とは生前に仏の弟子となるにあたって「戒律を守る誓い」を交わし、師匠から授かるものなのです。
本来のいわれを知らない人も多く お坊さんも葬儀の法話などで説明したりもしません。
私達はお値段や使われている文字によって位が決まるのだとか聞いておりましたので
父が亡くなったときには「院、居士」を入れてもらって 素敵な戒名にしてもらいました。
お値段も最高級に母が払いました。「大きな家でもないのに」と親戚からは値段についていろいろ言われていたみたいです。

橋本さんも説明されていますが、「戒名」というのはもともとお釈迦さんの教えになく、しかも日本にしかない制度だそうです。
見性院では戒名をつけない、「俗名(生前の本名)」での葬儀も引き受けているとのこと。

お寺の収支報告書(祥伝社新書) 作者: 橋本英樹

の中ではこんなことも書かれています。
お寺ともめ、お墓を移すというところまでハナシが展開したときに、必ず「いくらか出せ」と迫られる。
「離檀料」といいますが、百万円なんてケースもある。
もし、「離壇料」を求められたら、「そんなもの、なんで払わなゃいけないんだ、強欲坊主」と返してください。
すごい発言でした。
見性院の橋本英樹さんは今からお寺の制度が少しずつ変わっていくときに 話題になる方だと思います。
お寺に関しては いろいろな媒体が取り上げています。

『美坊主図鑑』という本があるくらいです。イケメンのなお坊さん達を集めた写真集です。
お寺に関しての関心の高さを示しています。

核家族、少子化、高齢化社会 日本の形がどうなろうと お寺の問題は避けて通れないようです。

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