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柳沢正史さんはオレキシンの発見で睡眠医科学に貢献し2016年春の紫綬褒章を受

      2016/08/29

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柳沢正史さんは高血圧を引き起こす強力な血管収縮物質「エンドセリン」を
発見した有名な筑波大学の薬理学者です。
「オレキシン」という神経ペプチドの発見をきっかけに「睡眠の研究」を始めました。
1999年に柳沢正史さんが「オレキシン」が人間の睡眠障害ナルコレプシーの原因だと
突き止めた時には世界中が驚きました。

もちろん「ナルコレプシー」の治療薬の開発を急ぎました。
同時に「眠気とは何か」という身近な問題に対して 神経科学の観点で答えを探りました。

人間は人生のおよそ3分の1を睡眠に費やします。
ヒトはなぜ,眠らないと生きられないのか?
この身近な“睡眠”という現象は、実は科学的に未解明なことばかりでした。
しかし今、睡眠と覚醒を調節する“オレキシン”という物質の発見により、
ベールにつつまれていた眠りの謎が少しずつ解き明かされています。

また、“次世代の睡眠薬”も誕生し、遺伝子レベルの研究が急速に進んでいます。

柳沢正史(やなぎさわ・まさし)さんの経歴

1960年 東京都練馬区生まれ
1979年 武蔵高等学校卒業、筑波大学医学専門学群入学
1984年 オーストラリア・ニューカッスル大学留学
1985年 筑波大学医学専門学群卒業、同大大学院進学、
岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所派遣(-1986年迄)
1987年 エンドセリンを発見
1988年 筑波大学大学院基礎医学系薬理学専攻博士課程修了、医学博士
1989年 筑波大学基礎医学系薬理学講座講師(文部教官)
1991年 京都大学医学部薬理学第一講座講師(文部教官)配置換え
同年 退官、テキサス大学サウスウェスタン医学センター分子遺伝学講座准教授兼
ハワード・ヒューズ医学研究所准研究員 就任
1996年 テキサス大学サウスウェスタン医学センター分子遺伝学講座教授兼
ハワード・ヒューズ医学研究所研究員 昇格
1997年 東京大学医学部生理学教室教授就任決定も拒否
1998年 オレキシンを発見、テキサス大学サウスウェスタン医学センター
The Patrick E. Haggerty Distinguished Chair in Basic Biomedical Science 就任
2001年 科学技術振興事業団戦略的創造研究推進事業ERATO柳沢オーファン受容体プロジェクト総括責任者(-2007年迄)
2003年 米国科学アカデミー会員 選出
2010年 筑波大学医学医療系教授
(最先端研究開発支援プログラム分子行動科学研究コア教授・大学院人間総合科学研究科教授) 兼任
2010年 内閣府最先端研究開発支援プログラム高次精神活動の分子基盤解明とその制御法の開発中心研究者(-2014年迄)
2012年12月1日 筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構長
2016年 紫綬褒章を受章

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本当に優秀な方なのです。
1991年、ノーベル生理学・医学賞受賞者のジョーゼフ・ゴールドスタイン、
マイケル・ブラウン両テキサス大学医学部教授から誘いを受け、
8ヶ月で京都大学を退職しダラスに移住、テキサス大学サウスウェスタンメディカルセンター准教授
及びハワード・ヒューズ医学研究所準研究員に就任。

1996年テキサス大学サウスウェスタンメディカルセンター教授及び
ハワード・ヒューズ医学研究所研究員に昇格。
ハワード・ヒューズ医学研究所研究員に就任したのは利根川進に次ぎ、日本人2人目です。
1998年にナルコレプシーの原因となるオレキシンを発見しました。
このときから脳科学最大のミステリーと言われる“睡眠”が少しずつ改名されてきているのです。

柳沢正史さんは敬虔なキリスト教徒でもあります。
幼少からピアノを、12歳からフルートを習い、
高校ではフュージョンのバンドを組み、大学では学生オーケストラに所属。
素敵な脳の神経科学者です。
2016年 に柳沢正史のこれまでの功績をたたえて紫綬褒章を受章しました。

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