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小山珠美は患者の「食べる喜び」を食事介助の技術で守る看護師

      2016/08/29

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小山珠美(たまみ)さんは患者の「食べる喜び」を守る看護師。
脳卒中や肺炎がきっかけで口から食べることが出来なくなった患者さんを
食事介助の技術で食べる力を次々に回復させています。
もし、目の前の患者さんが自分自身だったら?と想像して、
精一杯 支援できる看護がしたいと小山さんは言われます。

NPO「口から食べる幸せを守る会」

「胃ろうをやめて、もう一度口から食べられないか」という300件に上る家族からの相談に
小山さんは2013年にNPO「口から食べる幸せを守る会」を立ち上げました。

胃ろう栄養が普及する以前は、口に麻痺があっても 身体を起こして口腔ケア、
口の周りのマッサージをして安全に早く食べさせることが出来たのです。

口から食べることは人間にとって最も大事にしたいことだと強く感じる。
自分の親、子ども、そして自分自身が、口から食べることが出来なくなったらとても辛いです。

口から食べられる可能性が残っていても、医療関係者が胃ろうを選択した時代があったそうです。
理由は“胃ろうのほうがリスクも少ないし、誤嚥性肺炎になったら大変だから”・・・

口から食べさせることをやめたことで、寝たきりを助長させることにもなる。
食べたいという希望までも奪っていいのだろうか?

リハビリ専門病院では寝たきりで経口摂取は困難と診断された方が、
段階的に摂食嚥下リハビリテーションを行った結果、食べられるようになり、
歩いて退院される姿もたくさん見てきました。
”人間にとって“おいしく食べることがよりよく生きること”なのだと実感しました。

リハビリで本来の人間の持つ力を呼び起こして 
病気になっても 人間らしく生きるための お手伝いが看護師の仕事。

声かけや身体の位置その他、知識を積んでいき、心を添えると
きっとよくなる。
「できないと決めつけず 出来ると信じる」この志で技術を磨かれました。

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日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士の認定資格

その技術を学ぶ方法の1つが、「日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士」の修得。
安全で豊かな食を取り戻すための摂食嚥下リハビリテーション、
その発展と普及をめざす一般社団法人日本摂食嚥下リハビリテーション学会の認定資格です。
eラーニングで仕事を続けながら勉強できます。
今は口から食べることへの大切さが注目されるようになり、
この資格取得を歓迎する職場も増えていきます。

病院の外来をはじめ、訪問看護、NPO法人の活動、
日本摂食嚥下リハビリテーション学会の評議員・認定士としての活動、
さらに講演、執筆など 忙しい生活を二十年近く続けている小山珠美さん。

小山さんが「口から食べること」にこだわった看護を続ける原点は
看護教育で教えられた
「看護とは相手の立場に立って想像し健康回復へと導くこと」
この考え方だそうです。

食べることは命の根幹そのもの

口から食べることは人間にとって最も大事にしたいことだと強く感じる。
自分の親、子ども、そして自分自身が、口から食べることが出来なくなったらとても辛いです。
もし、目の前の患者さんが自分自身だったら?と想像して、
患者さん自身がどう生きたいのかを理解し、
それを支援できる看護がしたいと小山さんは言われます。

胃ろうにしている人は家族に負担がかかる

自分の身内なので全部受け入れて看病していますが
私の知人にも家族が胃ろうをつかっている人がいますが
匂いの強いものや鍋料理などは家では食べないと言っています。
季節のものを食べさせてあげたい、
好きだったものを食べさせてあげたいと思うと涙が出るといいます。

食べることは楽しみの一つなので 病気とはいえ
口から食べられる可能性が残っているのなら
どんなに手間がかかろうが 食べる喜びは残してあげたいと思います。

小山珠美さんのような方がいらしてくださるから
病気になっても 人間らしく生きることが出来る人が増えているのだと本当にありがたく感じます。

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