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半澤鶴子さんは茶事の第一人者。70歳で 全国行脚をした出張料理人

      2016/08/29

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半澤鶴子さんは日本で数少ない出張料理人。
70歳になって地元の食材を使った料理と茶をふるまう全国行脚の旅に出た。

茶事(ちゃじ)とは千利休が確立した4時間ほどの茶会であり、
おもてなしの原点とも言われている。
懐石料理から始まって 次にお酒を振舞う。
最後はお茶でお客様をもてなす4時間の密度の濃い会。

もてなしの対象は初対面の人々。一期一会を実践している。
地元の人々とのふれあいの中から
心から目の前の人をもてなしてあげたいと思う人。
その土地でしっかり生きている人たちに会うために2年間の月日をかけて日本を回った。
行脚のきっかけは茶事の神髄を極めたかったから。
外見はお茶の先生でとてもおしとやかなにこやかな女性。
でもバンを着物姿で運転する逞しい姿に驚く。
バンの中には調理道具の鍋釜と茶道具を積み、街から街へ着物姿で車での移動を続ける。

おだやかな笑顔と少女のようなきれいな声。
綺麗に着物をしゃんと着こなし
外見とは違いとても逞しい。
驚いたことに野宿もする。
夜の大気を体にいっぱい充満させて次の日を迎える。
この人は土地に根を張って生きていく力を持っている。
たとえ各地に移動していても 確かにしっかりと根を張って生きている。
訪れた土地で住む人の心にストレートに入り込んでいく。

茶事の真髄を極めたいという目的だけを見ているので
無駄な世俗的な考えがないからとてもシンプル。 
人の心に向きあう時は子供みたいにシンプルな気持ちが一番だと感じる。
いらないものをそぎ落としたら そこには人に対する愛情があるのだと思えます。
人に対する深い愛情を茶事に全て集約させてもてなす。
茶の心を体現している。
驚いたのは料理人になると決めたのは40歳かららしい。
人間は 志を持てば年齢も性別も関係なく
なりたい自分を生きられるのだと感じた。

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この方に会ってみたいと激しく思った。

2年間にわたる旅の様子が 5月14日 土曜日
NHK チャンネル2 Eテレ1時間番組
①5/14(土) Pm11:00~  ②5/20(金)深夜0:00~
に放送される。

「季節に素直に、足元にあるものを使って…。そして、材料とのご縁を大事にして料理させて頂くのです。」

半澤鶴子さんの 鶴の茶寮【 自蹊庵便り 】ホームページはこちらです。

半澤鶴子さんの 生い立ちを番組の中で話しておられたが 幼い頃に
とても辛い思いをしていらっしゃいました。
深窓の令嬢を思わせるような気品があるので驚きました。
お話の中でこんな言葉がとても心に響きました。

〇遠足にも行った事がないし私はいつも何かを渇望して生きてきたのよ。
〇貧乏性だからいつも厳しい道を選んでしまう。
〇どんなに笑顔で踏ん張ってもいつも一人だった。
〇母を早く亡くしたのでいつも自分で子守唄を歌っていた。 
 歌詞に優しいお母様という言葉がある歌でした。
〇私の世界は狭かった。井の中の蛙。大海を知らない。でもね、空は仰げる。
 そう思って生きていた。

感動で涙が出る。
この人の好きなところは時分の弱さを信頼する人にはちゃんと人に出すところ。
大徳寺 瑞峯院住職 前田昌道さん相手にお友達として自分の愚痴を聞いてもらうところが
人間らしくて可愛らしくて大好きでした。
この方に会いに行きます。絶対。

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